暗黒物質の粒子を観測する衛星「悟空」が打ち上げられた7日目の24日午後、初めて科学データを受信しました。これは、衛星の有効負荷が正常に稼動し始めたことを示しています。
暗黒物質衛星の有効負荷は、今後2ヶ月間にわたって軌道上測定実験などを行ったりした後、中国科学院紫金山天文台に渡されます。その後、宇宙観測を2年間、指向観測を1年間行います。
暗黒物質粒子探査衛星「悟空」は、先進的な科学探査指標を持ち、観測可能の範囲が最も広く、エネルギー弁別率が最も高いことから、世界中の同種類の探査機の中で最も優れたものだとされ、設計寿命は三年ということです。
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