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カブールで同時爆発事件、安保理は制裁措置を強調

2015-12-22 12:12:29     cri    

 アフガニスタンの首都カブール市の中心部で21日夜、同時爆発事件が起きました。今のところ、死傷者の状況はわかっていません。国連安保理は同日決議を採択し、アフガニスタンの平和と安全を脅かすタリバン等の関係者及び団体などへの制裁措置を改めて強調しました。

 アフガニスタン警察当局の関係者は、「現地時間21日夜9時ごろ、武装勢力がカブール市中心部でロケット弾3発を発射した。市中心部には大統領府や政府機関、複数の外国大使館がある。死傷についての報告はまだ発表されていない」と述べました。

 国連安保理は21日決議を採択し、「安保理はタリバン、アルカイダなどの過激派組織や不法な武装組織、麻薬密売者などによる暴力活動とテロ活動を強く警戒している。アフガニスタン域内にある過激派組織『イスラム国』の従属組織がますます多くなるのを憂慮している」としています。

 また決議では、制裁の対象となった関係者や団体などに対して、引き続き資産凍結、旅行禁止、武器輸送禁止などの制裁措置を実施するようすべての国々に求めると共に、各国が積極的に行動して、制裁対象への資金及びその他経済資源の流れを断つよう促しました。(玉華、謙)

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