20151218news7
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レバノンのサラーム首相と国連のカーグ特別調整官は17日、レバノンの首都ベイルートで、国際社会に向けてレバノンに対する援助を増やし、シリア難民がレバノンにもたらす負担を減少させるよう呼びかけました。
サラーム首相は、「レバノンは各種プロジェクト推進とインフラ設備建設のために、資金援助を必要としている。これによって経済発展を促し、雇用機会を増やすと同時に貧困率を減少させる」と述べ、シリア難民問題については、「根本的な解決のためには、シリアの内戦を終わらせて危機を打開し、難民たちが自国に戻れるようにするべきだ」と話しました。
国連のカーグ特別調整官は、「シリア危機の拡大はレバノンに多くの試練をもたらした。国際社会と援助国はレバノンに対する援助を増やすべきだ。シリア難民危機に対する2016年のレバノン危機対応計画では、120万人のレバノン人と、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)に登録されているシリア難民、及びシリアからレバノンに逃れたパレスチナ難民を援助対象としている」と示しました。(RYU、謙)
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