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露大統領、内外の政治について言及 年末会見で

2015-12-18 13:47:22     cri    

 ロシアのプーチン大統領は17日、首都モスクワで行われた年末恒例の大型記者会見で、ロシアの経済と内政、外交問題についての記者の質問に答えました。

 ロシアの経済や内政などについて、プーチン大統領は「2015年第ニ四半期に入ってから、ロシア経済は緩やかに好転する兆しを見せた。9月と10月のロシア国内総生産(GDP)がそれぞれ前の月に比べて0.3%と0.1%増加したほか、対外債務が2014年に比べて13%減少し、資本の海外流出を抑えた。更に、国内の雇用状況も安定しており、失業率は5.6%前後を維持してきた」と表明しました。

 シリア問題については、「ロシアとアメリカはシリアの抱える問題の解決について、近い立場を取っている。今現在、各側の要求は異なっているが、最終的に解決できるはずだ。政治による問題解決が唯一の道だ」という考えを述べました。

 また、トルコとの紛争について尋ねられると、「トルコ政府との交渉手段がないので、同国に対する経済及びその他の制裁措置を実施するしかない。ただし、同国の人的交流や文化交流などの分野の開放は保っていく」と答えました。

 ウクライナ問題については、「今のところ、ウクライナとヨーロッパを結ぶガスの輸送を徹底的に中断する必要はない」と、意向を話しました。(万、謙)

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