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演説の中でメルケル首相は「第二次世界大戦以降、最大規模の難民危機が起きている。シリアでの衝突や過激派組織『イスラム国(IS)』の出現など、遠い存在にあったような問題が、すでにヨーロッパの玄関口まで来ている」としたうえで、「ヨーロッパが一丸となって対応し、難民の母国や経由国と密接に連携してこそ、難民危機を効果的にコントロールすることができる」と訴えました。
難民危機の解決に向けたCDUの取り組みについて、メルケル首相は「ドイツが難民の受け入れを持続的に行なえるよう、ドイツに入る難民の数を減らしていく」と述べました。国際社会の対応については「難民問題の根源をなくすため、シリアやイラク、アフガニスタンなどの国の平和と安定を実現させ、発展支援も強化すべきだ」との見方を示しました。(鵬、山下)
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