1
|
習主席はパリで開かれた国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)の成功を祝福し、「"パリ協定"の採択は、気候変動問題の対応における2020年以降のグローバルな協力に方向性を明確にした歴史的意義がある」と評価しました。
さらに習主席は「今年、中仏全面的戦略的パートナーシップに新しい進展があった。来年も引き続き努力し、政治的ハイレベルの往来や戦略的相互信頼を保ちながら、原子力や宇宙開発、金融、人文などの交流と協力を進めていきたい。また、環境にやさしく、低炭素で、持続可能な発展分野の協力をレベルアップさせ、グローバルガバナンスの改善を促し、重要な国際問題や地域問題について密接な意思疎通を図っていきたい」と述べ、フランスと共に、G20枠組み内での協力拡大に取り組み、世界経済の成長を促していく考えを示しました。
これに対し、オランド大統領は「"パリ協定"は、力強く、決意ある国際社会の共通の利益に合致するものだ。各方面は共に努力し、協定の実行に力を注ぎ、パリ会議に定められた目標実現に努めてほしい」と述べました。そのうえで、「"パリ協定"は、フランスと中国がグリーン成長や原子力の民間利用などの分野で新しい展望を切り開いた。中国と国際事務における協力を拡大し、2016年G20 杭州サミットを全力で支持する」との姿勢を示しました。(Lin,YM)
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |