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大手会計士事務所・デロイト・トウシュ・トーマツが10日発表した「2015年中国自動車金融白書」によりますと、中国の自動車金融市場は今後5年、高速成長期を迎えるとし、普及率は50%、市場規模は2020年までに2兆元(約37兆8562億円)に達する見込みだとしています。
白書は、「1980年代生まれと1990年代生まれが自動車購入の主流となるにつれて、頭金が低く、低金利の金融商品の需要が拡大しつつある。関連業界のルールの整備に従い、自動車メーカー、ディーラー、第3者企業が相次いで自動車金融の分野に進出しており、さまざまな金融サービスを提供している。これからの5年間、同業界は高速成長するだろう」とみています。
デロイト・トウシュ・トーマツで中国自動車業界のマネジメントコンサルタントディレクターを勤める章揚氏は「長い目でみれば、自動車金融が中国自動車市場の新しい牽引力となり、自動車産業構造の調整で要となる役割を果たすだろう」との見解を示しました。(MOU・む)
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