外務省は8日、上海協力機構加盟国首脳（首相）第14回理事会開催にあたり、国内外メディアを対象とするブリーフィングを行いました。

　上海協力機構第14回理事会について、程国平外務省次官は「12月14日と15日に、河南省鄭州市で開催され、加盟国とオブザーバー国の首脳、そして関連する国際機構の責任者も招かれる予定だ。習近平国家主席は加盟国の首相とグループ会談を行う予定であり、李克強首相が会議を主催する」と明らかにしました。

　今会議のテーマは「機構枠組み内の経済貿易・投資・金融・交通・文化面における協力の現状・未来と、その展開方法の研究」とされ、各国指導者が、シルクロード経済帯の提唱を背景に、国際情勢と地域情勢と結びつけ、各分野の協力に関するチャンスと課題を全面的に分析するとともに、域内の経済協力推進について意見交換を行うということです。