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医療・福祉の連携で高齢化に対応を

2015-12-05 15:35:47     cri    

 王培安国家衛生と計画生育委員会副主任は4日、青島で開かれた全国医療福祉連携事務会議で「現在、中国は高齢化の高速発展期を迎えている。第13次5カ年計画の期間は、中国が2回目の高齢化ピークを迎える前の安定期となるため、医療資源と福祉資源の連携政策を迅速に制定し実行しなければならない。中国の医療福祉連携作業は、主に融合に力を入れ、協力の度合いを深め、複合型発展を図り、統合的なサービスを提供し、合力を作る形で推進したい」と述べました。

 民政省の鄒銘次官によりますと、近年中国は医療福祉連携作業において一定の成果を得たとされます。今年の9月末までの統計では、全国の23.61%の福祉施設内に、病院や医務室などの医療サービス施設を設けているということです。

 また、関係者によりますと、中国は2020年までに国情に合致した医療福祉連携制度と政策・法規体系の基礎を整え、医療と福祉サービスの資源の共有を実現させ、都市と農村をカバーし、地域にあった規模の、機能的な総合的医療福祉連携サービスネットワークを形成し、初級医療機関による在宅老人向けの訪問ケアサービスの能力も著しく向上することになるとしています。

 一方、医療機関でも高齢者向け受付や受診幇助などの優先窓口を設けるほか、すべての福祉施設でも様々な形で入居者に医療衛生サービスを提供し、高齢者の福祉サービスのニーズに応えていくということです。(RYU、む) 暮らし・経済へ

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