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米銃撃事件、容疑者宅に大量の銃弾と爆発物

2015-12-04 15:25:26     cri    

 米カリフォルニア州サンバーナディーノで2日に起きた銃撃事件について、地元警察当局と連邦捜査局(FBI)が明らかにしたところによりますと、2人の容疑者が数千発の銃弾と十数個の爆弾、及び爆弾を作るための道具を所持していたことが分かりました。この事件では、14人が死亡した他、警察官2人を含む21人が負傷しました。また、アメリカのオバマ大統領は同日、事件について「動機不明」とし、「テロの可能性もあるが、職場のトラブルが原因の可能性もある」と言及しました。

 警察当局とFBIによりますと、2日午後、警察との銃撃戦で射殺されたサイード・ファルーク容疑者(28)と妻のタシュフィーン・マリク容疑者(27)は、いずれもアメリカの関係部門の監視対象となるテロ活動関連リストに載っていない上に、2人には犯罪履歴もないということです。

 また、警察当局は2人の車と自宅から、6000発余りの銃弾や12個の金属パイプ爆弾、及び爆弾を作るための道具を発見しました。犯行に使われた4丁の銃は合法的に購入されたものと見られています。

 アメリカのオバマ大統領は同日、バイデン副大統領や国家安全顧問などとの会議を終えた後、「FBIは既に今回の事件に対する調査を始めた」とし、政府として事件を徹底的に解明にする姿勢を示しました。その上で、銃規制を強化するための法整備を呼びかけました。今回の事件を受け、オバマ大統領がアメリカの現行の銃規制政策の改正を訴えたのは今週に入って、3回目です。(洋、keiko)

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