移住による貧困扶助に関するテレビ会議が1日北京で開かれ、李克強首相が重要な指示を行いました。

　李首相は、別の地方への移住による貧困扶助の重要性を改めて強調する上で、「新しい都市化と農業近代化を結び付けて活動を推進し、住民の願望を尊重し、土地の状況に応じて計画を立てるべきだ。中央財政の支持と様々なルートによる資金調達を利用し、新しい土地に移住した住民の居住、医療、就学などの問題を解決し、移住先の産業発展と住民の就職・起業を統合的に考え、住民の生活改善と地元の経済成長を確保するよう」求めました。

　汪洋副首相は会議に出席し、「今後5年間に、自然条件が極度に劣悪な地区に暮らしている1000万人に上る人々を移住させることは、貧困撲滅政策の重要な一環だ」と強調しました。（ZHL、Kokusei）