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北京、PM2.5大気汚染「重度」続く

2015-12-01 16:15:36     cri    

 北京市では大気重度汚染状態が5日間続き、1日午前も「重度」の大気汚染であるオレンジ色警報の発令が出されました。オレンジ色警報は40時間以上過ぎました。市内多くの環境保護観測センターの11月30日夜のデータでは、PM2.5(微小粒子状物質)濃度は1立方メートル当たり500マイクログラムを超え、ピーク値は1000マイクログラムに近づいていることがわかりました。

 北京市環境保護局によると、今年は観測開始以来、エルニーニョ現象が最も厳しい1年で、極端な異常気象が頻発に現れているということです。11月、華北地域で数回にわたる強い降雪のため、地上の湿度が上がり、気温が下がり、風が弱くなり、大気の拡散条件が良くない状態が続いています。

 北方地域では11月中旬、冬季の集中暖房供給の時期に入り、石炭や、自動車による汚染物質排出量が急増しています。北京・天津・華北、山東省、山西省、河南省などの各地では重度汚染が出ています。(殷、YM)

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