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可可西里チベットカモシカ救援センター、11年で300頭を保護

2015-11-28 16:03:31     cri    

 可可西里(ココシリ)国家級自然保護区管理局によりますと、可可西里チベットカモシカ救援センターが設立されてから11年間で、保護したチベットカモシカは合わせて300頭余りにのぼったということです。

 この救援センターは2004年に設立され、チベットカモシカなどの野生動物における救助や保護の成功率は90%以上です。チベットカモシカの人工繁殖や、人工成育などについても模索しており、貴重な経験を積んだということです。

 可可西里国家級自然保護区は、チベット高原の奥地にあり、平均海抜は4600メートル、総面積4万5000平方キロメートルで、中国で最も海抜の高い自然保護区です。高原野生動物230種が生息しており、「世界高原野生動物の遺伝子ライブラリ-」と称されています。

 1980年ごろから、チベットカモシカのカシミヤ製品の人気が影響し、可可西里地区のチバットカモシカが大量に殺され、20万頭から2万頭に激減しました。長年の保護活動によって、現在、可可西里地区のチベットカモシカは6万頭に増えています。可可西里地区は、世界自然文化遺産への登録を目指しているということです。(白、ym)

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