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露仏大統領、テロ掃討への協力で合意

2015-11-27 12:05:18     cri    
 ロシアを訪問したフランスのオランド大統領とロシアのプーチン大統領は26日、会談し、共同記者会見を開きました。シリアでのテロリストの掃討において、両国が協力を展開することで合意するとともに、過激派組織『イスラム国(IS)』の撲滅を図る米主導の有志連合とも連携していくことを明らかにしました。

 プーチン大統領は「われわれは、ロシアとフランスの二国間協力、そして、米主導の有志連合との協力で合意した」と述べたうえで、「攻撃を実施する地域と、できるだけ攻撃しない地域に対する認識を確認した。一部の問題についても情報交換を行うことで、戦場での行動も協調していく」との考えを示しました。一方で、プーチン大統領は、有志連合を尊重し、協力していくとしながらも、「ロシアの戦闘機が撃墜され、ロシア軍人が犠牲となるような事件は、絶対に受け入れることはできない」と強調しました。

 フランスのオランド大統領は「シリアでは『イスラム国』のテロリストを攻撃するのみであり、テロと戦っている武装勢力は攻撃の対象ではないとの認識で、プーチン大統領と合意した。テロリズムは私たちの共通の敵であり、これに対抗する強力な連合を作る必要がある」と述べました。

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