この報告書は、まもなくパリで開かれる国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)に提出される情報となります。今年1月から10月までの平均気温は、1961年から1990年までの30年間の平均値に比べ0.73度高いということです。また、海面の平均温度も、2014年を上回り、観測史上の最高値を記録する見込みだということです。
WMOのミシェル・ジャロー事務局長は、今年の世界気候変動の状況は前例がないとの見方をしていて、大気中の温室効果ガス濃度は最高値を記録し、観測史上、最も暑い1年になるだろうと予測したうえで、パリ会議での「強力な決議の達成」に期待を寄せました。(11/26 Lin, YM)
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