中国とドイツの第13回人権対話が24日、北京で行なわれました。中国外務省国際局の李軍華局長とドイツ政府で人権問題を担当するスターセル氏が会議を主宰し、人権分野で収めた新たな進展や人権に対する各自の見方、人権をめぐる法整備などについて話し合いました。

　今回の対話で、中国側はドイツ側に対し、中国が人権事業で収めた成果を全面的、客観的に見て、平等で互いに尊重し合う上で中国と人権をめぐる交流を行い、両国の戦略的パートナーシップを推進していくよう呼びかけました。また、ヨーロッパの難民問題、排他主義、警察による過度な武力行使などについても意見交換し、改善するようドイツに求めました。

　双方は、今回の対話を通じて率直かつ突っ込んだ交流ができ、相互理解の増進に役立ったとみています。（鵬、kokusei）