国営アテネ通信社は警察当局の情報を引用し、「爆発は現地時間の24日早朝3時35分ごろに起きた。事件現場はギリシャ企業連合会ビルの入口近くで、附近にはシンタグマ(憲法)広場、ギリシャ議会の議事堂など、代表的な建築物が集まり、アテネ中央にある繁華街である」とし、爆発による衝撃が大きく、周辺のいくつかの建築物の窓ガラスが飛散したと伝えました。
また、ロイター通信によりますと、爆発措置は建物の入口近くに置かれていたリュックサックに入れられていた模様で、セルフタイマーによって起爆されたとみられています。このほか、事情を知る警察官は、「爆発発生30分前に、ギリシャの新聞社に事件について警告する内容の匿名電話があった」と証言しています。
さらに、アメリカのAP通信はギリシャの警察当局の話を引用し、「今回の事件はギリシャ国内の無政府主義者か極左勢力により引き起こされたものだと思われる」としています。
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