会員登録

李首相、第18回中国・ASEAN首脳会議で平和と発展を強調

2015-11-22 14:50:17     cri    

 李克強首相は現地時間21日午後、マレーシアのクアラルンプール国際会議場で行われた第18回中国・ASEAN(10+1)首脳会議に出席しました。各出席国は中国・ASEAN協力と地域開発について踏み込んだ討論を行い、幅広いコンセンサスを得ました。

 李首相は席上、「中国とASEANの関係は双方の地域的枠組みを超え、東アジア地域全体の平和・安定・発展のなくてはならない土台になっている。双方は信頼を高めることで協力の基礎をつくり、総合開発で共同繁栄を促進し、小異を残して大同を求め、意見の食い違いを縮小することを基本方針とし、11カ国の全体的発展レベルを向上させ、2020年までに東アジア経済共同体の枠組みを完成させ、東アジア地域の恒久的平和と繁栄を目指していくという方向性を明確にしなければならない」とし、その方策として、以下6か条を提案しました。

 一、中国・ASEAN協力発展体制の定着化を進めていくこと。

 二、経済貿易協力のグレードアップを促すこと。

 三、「一帯一路」構想と関連地域国家の発展戦略とのリンクを推進すること。

 四、生産能力の国際協力を模索すること。

 五、安全保障の協力レベルを共に向上させること。

 六、地域の持続可能な発展の促進に努力すること。

 李首相はまた、「中国・ASEAN協力は希望に満ちており、こうしたチャンスは得難いものである。中国はASEAN諸国と永遠に友好関係を保ち、互いの繁栄を促進し、東アジア及び世界の平和発展にできるかぎりの貢献をしていきたい」と強調しました。(白・む)

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS