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中国の習近平国家主席は15日、第10回G20(20カ国・地域グループ)サミット第一段階会議で発言し「G20 の任務は世界経済の成長を促すことだ。G20は目下の安定した経済成長を維持すると同時に、長期的な発展に力を入れるべきだ。また自国の関係措置を取り、自らのことをよく行いながら、他国と協力しあってチャレンジに対応しなければならない」と強調しました。
習近平主席は四つの具体的な提案を打ち出しました。
一、 マクロ経済政策について意思疎通と協調を強化して関係政策を編み出すと同時に行動力を形成していく。
二、 改革とイノベーションを推進し、世界経済の中長期的な成長の潜在力を増強する。
三、 開放的な世界経済を構築し、国際貿易と投資に関係する活力を引き出す。
四、 2030年までの世界の持続的可能な発展を目指す新開発目標を実施し、公平かつ包容的な発展に力強い動力を注ぐ。
このように述べた習近平主席は最後に「中国は経済の中高速成長に自信を持っている。世界経済が最も厳しい時に、中国はその成長を牽引していく重い任務を背負っている。われわれの自信は、改革の全面的な推進と開放的な経済新体制を構築する決意と行動、及び中国経済成長の強い原動力と中国政府の効果的な政策面における支援から生まれたものである。今、中国は第13次5カ年(2016〜20年)計画案の目標を打ち出し、2020年までにいくらかゆとりのある社会を全面的に建設し、GDP・国内総生産と1人当たりの国民所得を2010年より倍増するために努力している」と述べました。
(HJ KOKUSEI)
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