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中国、ロシア、インド、南アフリカとブラジルの新興五カ国(BRICS)非公式首脳会合は15日、トルコのアンタルヤで開かれ、中国の習近平国家主席、ロシアのプーチン大統領、インドのモディ首相、南アフリカのズマ大統領とブラジルのルセフ大統領が出席しました。5ヵ国の首脳は意思疎通と協調の強化、グローバル的なチャレンジの共同対応について突っ込んだ意見交換を行いました。
習主席は会合で「チャンスを掴み、共にチャレンジに対応する」という談話を発表しました。この中で、習主席は「国際情勢に新たな変化が起き、世界経済が鈍化するなどと言った背景の下で、BRICS国家が直面する複雑で困難な要素が増え、経済成長が緩やかになり、調整期に入った」として、「自信を固め、協調を強化しさえすれば、BRICS国家は困難を乗り越えて行ける」との考えを示しました。
BRICS国家の役割をより生かすために、習主席は次の4つの提案を打ち出しました。1、発展に有利な外部環境を作り、共に世界経済のガバナンスを整備すること。2、協調を強め、支持し合い、様々なグローバル的なチャレンジに対応すること。3、互恵ウィンウィンの国際協力を推進し、新しいグローバル的なパートナー関係を共に提唱すること。4、経済の最適化とグレードアップを共に推進し、BRICS国家のパートナー関係戦略を実施し、利益共有のバリューチェーンとマーケットを作るということです。(ヒガシ kokusei)
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