中国で2015年版「知的財産権侵害と偽ブランド・コピー商品に対応する報告書」が12日発表されました。知的財産権保護の満足度は去年より4.5ポイント上昇し、69.4％となりました。

　報告書によりますと、2014年、偽ブランド・コピー商品の摘発件数は17万8000件で、警察機関による捜査終了の件数は2万8000件。容疑者が逮捕された件数は9000件を超え、判決件数は1万8000件にのぼりました。

　知的財産権保護の満足度は69.4％で、去年に比べて4.5ポイント上昇しました。一方で、インターネット通販の成長に伴い、偽ブランド品やコピー商品の問題が深刻化しています。国家商工業管理総局による2014年のサンプル調査では、正規品の割合が58.7％にとどまったことが明らかにされました。（ジョウ、山下）暮らし・経済へ