中国の電子商取引の最大手アリババが昨年、傘下にあるネット通販プラットフォーム「天猫(Tモール)」の「天猫国際(Tモールインタナショナル)」を通じ、海外ブランドの販売を導入しましたが、今年の「ダブル11」(11月11日)のバーゲンセールでは、ネット通販のグローバル化を更にパワーアップしました。
マツモトキヨシやユニクロなど100以上の日本ブランドも参戦。売れ筋商品を格安価格で提供したほか、消費者の購入意欲を刺激しようと、各ブランドは互いの商品を取り入れた販促キャンペーンも展開しています。
「天猫国際」が発表した10月13日~31日の前売り販売データによりますと、「ダブル11」の大規模バーゲンセールが開始する前に、多くの海外ブランドの取引額はすでに去年の「ダブル11」期間の取引総額を上回っていました。10月31日までに、ドイツのMETROやアメリカのCostco、日本の花王、オーストラリアのSwisseなどの取引額はすでに1000万元以上にのぼっています。
中国商務省によりますと、2016年末まで中国の電子商取引額は22兆元で、そのうち、ネット通販の取引額は5兆5000億元を見込んでいます。(ZHL、YM)
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