20151109news3
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中国共産党中央総書記で国家主席の習近平氏は7日、台湾の指導者•馬英九氏とシンガポールで会って、両岸関係の平和的発展を一層推進することについて意見を交わしました。
8日付の香港とマカオの新聞は両氏の会談の様子を報道したり、社説を発表したり、両岸指導者の歴史的会談は両岸関係のかつてなかった新しい局面を開き、両岸関係に新しい1ページを書き入れ、両岸の平和的発展に確固たる基礎を築いた。これは、双方が両岸関係の未来に対して発した強いシグナルだとしています。
香港の新聞『文匯報』は「会談は、双方が高い視点に立って行ったもので、多くの成果を収め、重要な意義を持ち、その影響は大きい。中華民族の根本的な利益の角度から、両岸指導者は、"九二共識(92年コンセンサス)"と"一つの中国"という原則が今後の両岸関係発展の政治的基礎だということを確認しあい、両岸関係発展の方向と道のために歴史的検証に耐えられる正しい選択をし、両岸の平和的発展に確固たる基礎を作り出した」と述べています。
『文匯報』の社説はまた、「両岸の指導者が民族の感情と抜群の知恵を持って、小異を残し、大同を求め、食い違いを無くし、基礎を固め、共通認識を凝集したことを、歴史は銘記するだろう。これを新たなスタートとし、島内にどんな変化が起きたとしても、両岸はあらゆる問題を解決し、いかなる岐路をも阻止し、交流と協力を引き続き深化させ、平和発展を推進し、両岸同胞の福祉を拡大し、ともに中華民族の偉大な復興を実現していくものだ」と強調しました。
香港の新聞『大公報』は「歴史は66年振りの"世紀的握手"を覚えなければならない。これは大陸と台湾の最も真心込めた握手であると同時に、双方が両岸関係の未来のために出した強いシグナルだ」としました。
『香港商報』は「両岸指導者の会談は疑いもなく両岸関係の発展史上における画期的な出来事であり、重要で一里塚的な意義を持っている。会談は両岸の平和的発展の方向を定め、"九二共識(92年コンセンサス)"を堅持し、 "台湾独立"に反対する共通の政治的基礎を固め、両岸同胞により多くの福祉をもたらすという原則を堅持し、手を携えて中華民族の偉大な復興をともに実現させる願望を打ち出した。これは両岸と台湾海峡の平和局面の確保に役立ち、両岸民衆の共通の願いに合致し、時代の流れにも合致することから、両岸民衆の広い支持を得ている」と指摘しました。
新聞『星島日報』は「両岸指導者の歴史的な握手は両岸関係を新しい段階に推し進め、台湾海峡の安定と平和にとってきわめて重要な意義を持っている。双方の礼儀作法への手配から具体的な発言まで、"一つの中国"という原則に基づいた相互尊重を表している。柔軟性のある実務的なスケジュールは両岸の平和発展を促進する誠意を表している」と指摘しました。
マカオの新聞『マカオ日報』は『海を越えての握手は偉大な事業を成就する』と題する社説を掲げ、「両岸指導者の会談は両岸関係発展史上における一里塚的な意義を持つ大きな出来事で、両岸交流を新しいレベルに引き上げるだけでなく、両岸関係発展の新しい未来を切り開くだろう。これは"九二共識(92年コンセンサス)"の政治的基礎を固め、両岸関係の平和的発展を推し進め、台湾海峡の平和と安定を維持し、中華民族の偉大な復興を実現させることに重要な意義を持つ」と述べました。(殷、kokusei)
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