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シンガポール各界、習近平主席のシンガポール訪問を評価

2015-11-09 13:46:43     cri    
 中国の習近平国家主席がこのほど、シンガポールへの公式訪問を終えました。シンガポールの李顯龍首相や専門家と学者、商工業界の人々は習近平主席の訪問を高く評価し、「訪問は積極的なシグナルを発信し、訪問で収めた成果は両国の友好協力を更に強化し、両国関係の全面的な発展を推進することになる」としています。

 李顯龍首相は「シンガポール・中国が交流、貿易、投資を進める多くの重要な協定に調印し、両国に新たなチャンスをもたらすことになるだろう。国交樹立25年来、両国関係は時代と共に発展し、25年前に打ち出した経済協力目標を超え、両国の貿易額が増加し、協力もレベルアップされている」と述べ、さらに「中国の発展はアジア地域及び世界各国にプラスになる。両国の協力は文化、観光、経済、教育などの分野で引き続き強化され、両国関係の基礎をさらに強固なものにしていきたい」との考えを示しました。

 シンガポール南洋理工大学の李明江副教授は「成功裏に終えた習近平主席の訪問は、シンガポールと中国の関係に積極的な影響を与えている。習主席は両国関係を『時代と共に発展する全方位的な協力パートナーシップ』と位置づけることは重要な意義を持つ」とした上で、「訪問期間中、習主席の講演がこの地域の国々に『中国が周辺諸国と友好関係を保ち、周辺地域の安定を維持する』というシグナルを発した。これは地域情勢に積極的な影響を及ぼすことになる」と述べました。

 シンガポール国立大学東アジア研究所の鄭永年所長は「全方位の協力関係はシンガポール中国関係がすでにかなり高いレベルに達したことを物語っている。両国は経済貿易や文化、教育それに人的往来などの分野で密接な交流を行っており、両国指導者は頻繁な交流を行うようになり、両国の防衛協力も強化されている」と指摘しました。

 鄭永年所長は「シンガポールと中国の関係は両国関係だけでなく、中国とASEAN諸国との関係、さらに中国と域外国との関係にも関わっている。時代と共に発展するとはシンガポールと中国の関係を強化すると同時に、協力を強め、政治的信頼を深め、地域の平和と安定を維持することだ」述べました。

 シンガポールのリー•クアンユー公共政策学院の馬凱碩学長は「聯合早報」の取材に応じた際、「習主席がシンガポール国立大学で行った講演は強いシグナルを発信した。つまり、中国は中国及びアジア地域全般の未来は必ず成功するということに強い自信を持っている」と話しました。

 また、シンガポール工商聯合総会の張松声主席は「習主席の講演は、中国が永遠に覇を唱えないと言う理念を表明した。これは大変時宜にかなった宣言だ」と強調しました。

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