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台湾各界、両岸指導者の会談を評価

2015-11-09 10:05:41     cri    

 海峡両岸の指導者がシンガポールで会談したことについて、台湾の学者と世論は「この歴史的な会談は"九二共識(92年コンセンサス)"という両岸関係の平和的発展を支える政治的基盤を固めたと同時に、未来にむけた良い礎となった」と評価しています。

 台湾アジア太平洋平和研究基金会は8日、両岸関係展望シンポジウムを開催しました。シンポジウムに出席した専門家らは「双方とも両岸の平和的発展を支える共同の政治的基盤を強調した。台湾住民が最も深く感銘を受けたのは、意見の相違があっても、両岸の指導者が対等に意見を交換できることだ。これは両岸同胞に平和的発展に対する大きな自信をもたらした」とみています。

 台湾政治大学の詹満容助教授は、「今回の会談は両岸指導者の政治的知恵と大きな努力によるものだ。台湾も自らがポジティブに利益関係を構築してきたことを証明した」と述べました。

 台湾両岸平和発展フォーラムは声明を発表し、「両岸が一つの中国であることを尊重するという法的な位置づけは、両岸関係の平和的発展を維持する政治的信頼関係の基礎である。両岸交流をよりいっそう緊密化させるためには、"九二共識"を強化しなければならない。台湾光復70周年という節目の年に行われた両岸指導者の会談は、両岸が手を携えて民族復興の歴史的新たな一ページを共に開くことを意味している」としています。

 台湾の新聞『経済日報』は8日社説を発表し、「両岸指導者の会談は、両岸の平和的発展が歴史的隔たりを乗り越え、前へと大きな一歩を踏み出したことを物語っている」としています。

 『中国時報』も8日の記事で、「今回、両岸指導者が会談で確立した道しるべに沿って進むことこそ、両岸の人民に幸せをもたらすことができる」と述べています。(ZHL、Kokusei)

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