アメリカ国務省のエリザベス・トルドー公報局長は2日、記者会見で「アメリカは中国、日本、韓国による首脳会議の開催を歓迎し、3カ国の関係増進のための努力を支持する」と述べました。

　トルドー公報局長は、「前向きな3カ国関係を築くことは、地域の平和と繁栄に役立つほか、アメリカと東北アジア全域の利益にも合致している」という考えを明らかにしました。

　韓国の朴槿恵（パク・クネ）大統領と安倍晋三首相は2日、慰安婦問題を主な議題として、およそ1時間40分にわたる会談を行いました。朴大統領は「旧日本軍の慰安婦問題は韓日関係改善の障害となっている。日本は被害者と韓国国民が受け入れられる解決案を出すべきである」としました。

　これを受けて、トルドー公報局長は、「アメリカは朴大統領と安倍首相がセンシティブな問題に関する妥結交渉加速合意を歓迎する」と語りました。（殷、む）