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加工肉と赤身肉の発がん性リスク、WHOが来年評価

2015-10-31 15:34:04     cri    

 世界保健機関(WHO)のジュネーブ本部「栄養健康発展局」のフランシスコ・ブランカ局長は30日、WHOは来年始めに、専門家チームを立ち上げ、傘下の専門組織・国際がん研究機関(IARC)による"加工肉と赤身肉を発がん性物資に指定する"報告書の内容を精査した上で、健康な飲食提案を行っていくとしました。

 フランシスコ局長は、WHOの中国駐在機構が北京で行われたブリーフィングで明らかにしたものです。さらに、「今回の報告書が加工肉製品を"ヒトに対しての発がん性がある"物質、赤身肉を"ヒトに対して発がん性がある可能性がある"物質に指定したのは、800項目余りの加工食肉製品と赤身肉と人のガンを患うこととの関連性への研究結果を踏まえた上での結論だ。と同時に、これはWHOが2002年に発表した『飲食、栄養と慢性病予防』報告書の関連提案に対する確認でもある」としました。

 フランシスコ局長は「この報告書の本意は、人々にこれら加工肉の摂取を完全にとりやめるよう求めたものではなく、摂取を減らせばガンにかかるリスクを抑えることができることを言っている」と話しました。その上、加工肉と赤身肉の安全食用標準については、更なるリスク評価を行ってから初めて回答できるとしました。(Yan、Kokusei)

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