中国の劉結一国連常駐大使は27日、「中国側としてアメリカはキューバに対する経済制裁や封鎖政策をできるだけ早く取り消すことを期待している。双方は『国連憲章』の宗旨と国際関係の基本原則に従って、正常な国家関係を作るべきだ」と話しました。
国連総会は当日、圧倒的多数で決議を採択し、アメリカが直ちにキューバに対する50年余りにわたる経済、貿易、金融の封鎖政策を止めるよう再び要求しました。今回の決議採択は24年目となります。 劉大使は「中国側は一貫して各国が自主的に社会制度と発展の道を選ぶ権利を尊重し、軍事・政治・経済などの手段でほかの国に対して一方的な制裁を実施することに反対する」と中国の立場を明らかにし、「7月にアメリカとキューバは国交を回復し、国交正常化の重要な一歩を踏み出した。両国は対話と交渉を保ち、両国関係が改善する勢いを増していくよう」求めました。(殷) 国際・交流へ
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