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外務省は26日、李克強首相の韓国訪問と第6回中日韓指導者会議出席に関するブリーフィングを開催しました。劉振民外務次官と商務省の童道馳大臣補佐官は関連情報を紹介し、国内外記者の質問に答えました。
劉外務次官の話によりますと、中日韓協力は1999年からスタートしたもので、さらに3カ国指導者は2008年12月、初めて東南アジア諸国連盟(ASEAN)10カ国と中国、日本、韓国の枠組み外で会議を開き、未来に向けた全方位的パートナーシップの構築を決定しました。以来長年にわたり、3カ国の各分野における交流と協力が進められており、19の閣僚級会議と60種類あまりの事務レベル協議が設置されました。人的交流も頻繁になり、2014年には、3カ国間の相互訪問の人数は延べ2600万人に達しています。3カ国による実務協力は基礎が強固で、関連分野も幅広く、3カ国の国民に実利を与えるものとなっています。
最近数年は、周知の原因により、3カ国協力の展開も影響を受けていましたが、2014年下半期からは、中日、韓日関係も次第に回復を始めています。
今回行われる会議では、3カ国は協力の進展を振り返り、実務協力を討議し、ともに関心を寄せる国際問題や地域問題について意見を交わします。ほかにも、3カ国の首脳らは、共同記者会見に臨み、中日韓ビジネスサミットに出席する予定とされています。中国側は、この会議をきっかけに、過去を振り返り、総括した上で、中日韓協力の未来の発展に方向を示し、3カ国が経済貿易、人文、持続可能な発展など、爾来の各分野における協力を強める他にも、新分野での協力を拡大し、3カ国協力の安定した発展を推し進め、それぞれの地域の国民の生活に実利をもたらしたいとしています。(殷、向)
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