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ロシアのプーチン大統領は22日ソチで開かれたバルダイ会議で演説し、テロ対策に全ての力を結集させる必要性を強調しました。
この中でプーチン大統領は「中東地域の政治と社会、経済の復興において、最初の課題はシリアとイラク領内のテロリストの一掃であり、他の地域へ逃さないようにすることである。そのために、イラクとシリアの政府軍をはじめ、クルド人武装勢力、テロ撲滅に寄与できる団体など全ての力を結集させる必要がある。この他、対テロ作戦に加わる域内外の力を協調させることや合同対テロ作戦は国際法に基づくことが必要である。テロリストへの軍事的制圧は、シリア問題解決の政治プロセスに条件を作ることにはなるが、全ての問題解決にはならない。シリア人の運命はシリア人自らによって決められるべきで、外部から最後通告をしたり脅迫、威嚇することはあり得ない。シリア政府が崩壊すれば、テロリストに制覇される。ロシア軍は平和の構築を唯一の目的としてシリアで行動しており、完全に合法である。ロシア軍の行動は今の情勢にとって必要であり、シリア政府主導の政治手法による危機解決のための条件づくりにとってもプラスである」と述べました。 (ジョウ、恵子)
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