20151022news8
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イランの最高指導者ハメネイ師は現地時間21日、イラン核問題をめぐる最終合意を承認しました。このことで、イラン政府の合意履行に向けた障害がなくなりました。一方でハメネイ師は「IAEA・国際原子力機関が、イラン核計画の『軍事関係』の内容を明白にしてこそ、イランは、アラクの重水炉を改造し、濃縮ウランを海外に搬送するなどし、核兵器を製造しないと約束する」と表明しました。
これはハメネイ師が同日、ロウハニ大統領に書簡を送り、イランと6カ国(米、英、仏、露、中、独)の最終合意を承認したものです。オフィシャルサイトでも書簡を公開しました。
ハメネイ師は「もし今後、西側諸国がイランに対し、核問題とは関連のない、新しい制裁を科した場合、合意違反と見なし、履行を中断する」との考えを示しました。(Mou)
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