アメリカのバイデン副大統領は21日、次期大統領選挙に出馬しない意向を表明しました。これにより、民主党の指名争いで、ヒラリー・クリントン氏が優勢となったとの見方が出ています。

　記者会見したバイデン副大統領は不出馬の理由として、「私たち家族は長男を今年5月に亡くし、長く悲痛な時を過ごした。今はもう、指名競争に勝つための活動時間がなくなった」と述べました。