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シリア大統領がロシアを電撃訪問、プーチン大統領と会談

2015-10-21 19:42:00     cri    

 ロシアのペスコフ大統領報道官は21日、シリアのアサド大統領が20日夜ロシアを訪問し、ロシアによるシリアでの軍事行動などについてプーチン大統領と長時間にわたる会談を行なったと明らかにしました。

 会談では、アサド大統領がプーチン大統領にシリアの情勢と政府軍の今後の計画を詳細に説明したほか、ロシア側によるシリアでの軍事行動プロセスやテロ撲滅活動、および両国関係などを巡って討議しました。

 プーチン大統領は、シリアのテロ撲滅活動と政治解決のプロセスの推進に「できる範囲での貢献をする」とした上で、シリア衝突の平和的解決に関心を寄せる他の国々と密接な連絡を継続していくと述べました。

 アサド大統領はロシア側による多大な支援に感謝の意を表し、「テロリズムはシリア危機の政治解決にとって、現実的な障壁となっているが、ロシア側の行動によって、テロリズムが中東地域でさらに広がることが食い止められた」としています。

 2011年にシリア危機が勃発して以来、アサド大統領が外国訪問を行うのは今回が初めてとなります。報道によりますと、アサド大統領は既にロシア訪問を終え、帰国したということです。(洋、向)

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