16日、江蘇衛星テレビで放送されている人気お見合い番組「非誠勿擾」と日本文華伝媒株式会社が共同で開設した参加申込用サイト「非誠日本直通車」のオープニングイベントが、東京文化センターで開催されました。

　当日は、番組の名物司会者である孟非氏もオープニング会場に駆けつけ、サイト開設を祝いました。式典の後、クルー一行は日本駐在中国大使館を訪れ、劉少賓公使、何振良公使参事官兼大使館報道官をはじめとする大使館館員たちと交流しました。

　劉少賓公使は、「日本では80万人が華人華僑が暮らしている。『非誠勿擾』及び関連イベントを通して、両国間の民間交流を活発化させたいと望んでいる」と語りました。

　何振良公使参事官は、「『非誠勿擾』が海外に進出したことは、中国社会の対外開放の証であり、日本で暮らす中国人に新たな交流のプラットフォームを提供した」と語りました。

　孟非氏は、「海外で収録した番組が放送されるようになってから、海外と中国との民間交流が活発化されたほか、現地の地名度が向上することで、観光業の促進にも役立っている」と、これまでを振り返り、「3年前から、日本での番組収録を企画してきた。参加申込用常設サイト「非誠日本直通車」の開設をきっかけに、日本での知名度を向上し、日本特番にもつながれば」と期待を語りました。

　「非誠勿擾」は今年で放送開始６年目を迎える長寿番組で、これまで米国、カナダ、フランス、オーストラリア、イタリア、韓国などでも同様のイベントを開催してきました。普段の放送でも、世界各地から独身の男女が集まり、世界中の中国人に名の知られる人気番組に成長しています。

　これからは、常設サイト「非誠日本直通車（http://www.livejapan.cn/fcjp/）」を通じて、日本に住む人々も直接参加申し込みができるようになります。そこで出演者として選ばれた男女は、南京で行なわれる番組収録に参加することもできます。 （文責・写真：李軼豪東京特派員）