韓国独立記念館の尹柱卿館長は、「慰安婦、日本軍性奴隷資料」がユネスコの世界記憶遺産に登録されなかったことは非常に遺憾なことだ。日本政府が慰安婦に関する歴史への否認を繰り返していることは被害者への二次加害だ。韓国と中国が連携しあって、慰安婦資料を世界記憶遺産に申請し、慰安婦だった高齢者達が生きているうちに、加害者が謝罪することを見ることができるよう期待していると述べました。
尹柱卿館長によりますと、慰安婦に関する歴史資料の収集と保存は何年前から行われており、韓国には大量の当事者の口述証言などがあります。しかし、慰安所跡や関連史料がそれほど多くないことから、韓国と中国の合同で世界記憶遺産への申請が必要になるとのことです。
一方、中国の多くの都市には慰安所跡が数千ヵ所あり、現存するアジア最大の旧日本軍慰安所の跡が南京にあります。(任春生、kokusei)
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