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中国、南京大虐殺関連文書のデータベース構築

2015-10-12 13:40:56     cri    

 南京市にある中国第二歴史公文書館が11日明らかにしたところによりますと、ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)の世界記憶遺産保護の要求に従い、南京大虐殺の歴史に対しての理解を、全人類が深めるため、中国は南京大虐殺関連文書保護の基準を上げると共に、南京大虐殺公文書のデータベースを構築することを決めました。

 ユネスコは現地時間9日夜、「南京大虐殺関連文書」を含む47件の文献が「世界記憶遺産リスト」に登録されたことを発表しました。

 南京大虐殺関連文書は主に、中国第二歴史公文書館、南京市公文書館、中国侵略日本軍南京大虐殺遭難同胞記念館に所蔵されています。

 専門家は、「南京大虐殺は中国人民にとって、痛みの記憶だ。中日両国人民にとっては、生々しい記憶で、全人類にとっては、平和と尊厳が踏みにじられた記憶だ。中国にとって、関連文書を適切に保護していくという基礎の下で、これらの文書の役割をいかに果たすかが喫緊の課題だ」としています。よって、国内の関連の公文書館は南京大虐殺関連文書のデータベースを構築することを決めました。

 中国第二歴史公文書館の関係者は、「全人類が侵略戦争によってもたらされた大きな災難をよりよく理解し、研究できるようにするため、データベース完成後、国内外の見学者に開放する。各国の学者らの調査、研究を歓迎し、日本の学者と学術的な交流もしたい」と述べました。(玉華、keiko )

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