中国共産党中央政治局の常務委員でもある中央書記処の劉雲山書記は10日午後、招きに応じて朝鮮労働党創立70周年を記念する閲兵式と市民パレードを観覧しました。

　これに先立って、劉雲山書記は10日午前、最高人民会議の金永南（キム・ヨンナム）常任委員長と会談し、中国と朝鮮の伝統的友情の継承と発揚、および両党・両国の友好関係の発展などについて交流しました。

　また、11日午前には、平安南道(ピョンアンナムド)北部の安州（アンジュ）にある中国人民志願軍烈士墓地を参拝し、中国人民志願軍の烈士たちに献花、黙祷を捧げました。

　劉書記は「朝鮮にある中国人民志願軍烈士記念施設は、中国人民志願軍と朝鮮人民軍が生死を共にし、血を浴びながら奮戦した歴史を記録する両国の友情を受け継ぐ重要なシンボルである。烈士を祀り、歴史を振り返ることは、平和を大切にし、未来を切り開くよう今の人々に警鐘を鳴らすためである。烈士たちが大きな犠牲を払い獲得した平和を人一倍大切にしなければならない。そして、経済発展と国民生活の改善を積極的に進め、アジアないし世界の平和と発展を促していかなければならない」と述べました。

　安州志願軍烈士墓地には中国人民志願軍の烈士1156人が眠っています。（ZHL、Keiko）