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劉雲山政治局常務委員、金正恩第1書記と会談

2015-10-10 13:49:26     cri    

 劉雲山中国共産党中央政治局常務委員兼中央書記処書記は9日夜、平壌の百花園迎賓館で朝鮮労働党のキム・ジョンウン(金正恩)第1書記と会談しました。

 劉書記は習近平主席のあいさつを伝えたほか、親書を手渡しました。習主席は親書の中で、「中国と朝鮮の友誼は、先の指導者が手塩にかけて大切に培ってきたもので、中朝双方の共通の財産であり、私たちはこの先も大事に扱っていかなければならない。中国共産党と中国政府は、両国関係を極めて重視しており、戦略的視点と長いスパンで両国関係の発展を把握し、両国関係を大切に維持し、強固にし、確実に発展させたいと考えている。新しい国際情勢下において、私たちは両国関係のマクロ的視点と両国の発展計画に立脚し、朝鮮と密接に交流し、協力関係を深め、長期的に健全な両国関係を推進したい」と述べました。

 キム第1書記は習主席の親書に感謝を示したうえで、劉書記に習主席に対するあいさつを託しました。

 キム第1書記は、「故キム・イルソン(金日成)主席と故キム・ジョンイル(金正日)総書記が残した最大の外交遺産が朝中友好だ。この遺産を引き続き受け継ぎ、発揚させることは、朝鮮労働党と朝鮮政府の揺ぎ無い立場だ。朝鮮は、引き続き中国とのハイレベル交流を行い、各分野の交流と実務協力を強化したい。私たちの努力によって、朝中関係の新しい未来を切り開きたい」と話しました。

 朝鮮半島の問題について、劉書記は「朝鮮半島の平和と安定は各方面の利益に合致するものであるだけでなく、東アジアと世界の平和と安定にも有益なものであるが、それには、関係各方面の共同の努力が必要だ。中国は朝鮮半島の平和と安定を揺ぎ無い態度で応援すると共に、朝鮮半島の核廃棄目標を支持し、対話と交渉を通じて問題を解決することを支持しており、それらの解決に向けて引き続き必要な役割を発揮していきたい。私たちは、6カ国協議の早期再開に向けて、朝鮮と共に努力していきたい」と語りました。

 キム第1書記は「朝鮮は今、経済発展、国民生活の改善に努めており、それには平和で安定した外部環境が必要だ。朝鮮は、引き続き南北関係の改善と朝鮮半島の安定した情勢の維持に努力していく用意であるから、関係各方面にも共に努力していくことを願いたい」としました。

 劉書記は同日の午後、チェ・リョンへ(崔竜海)朝鮮労働党中央政治局委員兼中央書記とも会談を行いました。(劉叡、向)

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