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中国人民銀行による人民元クロスボーダー決済システム(CIPS)1期が8日、上海で運営を開始しました。国内外金融機関の人民元クロスボーダーとオフショア業務に資金の清算、決済サービスを提供し、重要な金融インフラとされています。
中国人民銀行の範一飛副総裁は「CIPSシステムの運営は人民元決済の効率を高め、人民元が世界範囲で使用され、実体経済発展と対外経済進出戦略を進めることに深い影響を及ぼすことになる」と述べました。
CIPSの第1陣参加者は中国工商銀行、中国農業銀行、中国銀行、中国建設銀行、中国交通銀行、中国招商銀行、中国浦発銀行、中国民生銀行、興業銀行、平安銀行、華夏銀行、香港上海銀行(中国語で滙豐銀行)、シティバンク銀行(中国)、スタンダードチャータード銀行(中国)など19の中国系銀行と外資系銀行が含まれます。このほか、アジア、ヨーロッパ、オセアニア、アフリカなどの38の国内銀行と、138の海外銀行も間接的参加者として運営を始めます。(hj)
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