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露、米軍によるアフガン民間施設空爆を強く非難

2015-10-06 13:57:48     cri    

 アフガニスタン北部のクンドゥズにある国際医療支援団体「国境なき医師団(MSF)」の病院がアメリカ軍による空爆を受けたことについて、ロシア外務省は5日論評を発表し、アメリカ軍の行動を強く非難し、ロシア側として「同事件を巡る客観的かつ迅速な調査を行った上で、空爆実施者の責任を追及するよう」求めました。

 ロシア外務省のザハロワ報道官は同日、ロシア外務省の公式サイトで論評を掲載し、「戦火に巻き込まれないように、MSFが病院の位置を繰り返しアメリカ軍とアフガン軍に通告したが、それでも空爆を受けた。しかも当時、病院には過激派組織の戦闘員がいなかった」と指摘し、「非常に理解しがたいことだ」としました。さらに「アメリカ軍がアフガニスタンの民間人に対し武力を濫用することは初めてではなく、今回のMSFの病院に対する空爆は間違いなく国際法に違反した横暴な行為だ」と述べました。

 クンドゥズにあるMSFの外傷治療センターが3日未明、アメリカ軍による空爆を受け、子ども3人を含む22人が死亡しました。(洋、Kokusei)

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