習近平国家主席のアメリカ訪問を前に、アメリカのシンクタンクの１つブルッキングス研究所のジョン•ソーントン会長が北京でインタビューを受け、「中米間で協力できるのもは多くある。両国の協力によって、世界はより美しいものになる。習主席の初めてのアメリカ訪問は両国にとって大きな出来事であり、世界的にみても影響がある。この訪問は中米関係を豊富にし双方の戦略・経済貿易・文化教育など多くの分野における協力を深める」と話しました。

　ソーントン会長は、中米協力の基盤は、中国が進めている改革開放、経済成長の質と効率の重視、他国との関係の緊密化の3つだとみています。中米は気候変動対応、テロ取締り、伝染病の予防・コントロールなどの分野での協力の余地は非常に大きく、国際問題のほか、中米協力の重点は経済貿易投資分野に集中しており、両国の経済貿易の相互依存関係も日増しに緊密になっているということです。

　習主席は訪問中、アメリカの政治家、投資家、および各界の人々と交流する予定です。ソーントン会長はまた、「双方は多くの分野において、共通認識に達する可能性がある。企業の大規模な協力契約も期待できる」と予測しています。（殷、keiko）