中国の李克強首相は18日、国有企業の改革と発展の深化に関する座談会を開きました。

　李首相は国有企業の経営状況の悪化という現状を受け止めた上で、「国有企業は改革深化を安定化成長や構造調整、国民生活の改善と結びつけ、経済建設を中心として、産業のグレードアップ、ニーズの拡大、競争力の向上を促す重荷を背負っている」と指摘し、技術改造や内面的な潜在力の掘り起こしを促し、欠損を軽減し、利益を拡大し、企業の活力と競争力、リスク回避能力を強め、マクロ的経済運営の改善を促すよう期待を示しました。

　李首相はまた、イノベーションによる発展戦略を堅持し、「一帯一路（シルクロード経済帯と21世紀海上シルクロードの構築計画）」や過剰生産能力の国際協力などを通じて、国有企業の発展を促すことを求めました。（ZHL、YM）