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マルコム・ターンブル新党首がオーストラリアの首相就任

2015-09-16 14:57:58     cri    

 オーストラリア与党保守連合(自由党)のマルコム・ターンブル新党首は15日、総督府でコスグローブ連邦総督の任命を受け、オーストラリアの首相に就任しました。当日、ターンブル首相は中国との協力拡大に関する政策と主張を明らかにし、両国の自由貿易協定(FTA)が経済振興のために果たした役割を高く評価しました。

 ターンブル首相は同日連邦議会で「現在、世界の目まぐるしい変化は機会とチャレンジをもたらしている。オーストラリア国民はこの機会をつかまなければならない。議会はこのFTA協定を採択するよう求めたい。これはオーストラリアの今後の繁栄にとって重要な基盤のひとつであるからだ」と述べました。

 現在、中国はオーストラリアにとって第一の貨物貿易パートナーと輸出入相手国で、2009年から、オーストラリアの最大輸出市場となり、2013年には、中国への輸出額はオーストラリア輸出総額の80%を占めています。両国の貨物とサービスの貿易額は2014年に1350億ドルを超えています。しかし、中国経済のモデルチェンジにつれて、経済成長は緩やかな段階に入り、オーストラリアの鉄鉱石などの大口商品への需要減少幅は予想以上になっています。

 ターンブル氏はオーストラリアの商業エリート層で高い支持を得ており、投資銀行家になる前はオーストラリアで最も影響力を持つ弁護士の一人です。ターンブル氏は1997年から2001年まで、ゴールドマン・サックス・オーストラリア・グループの幹部となり、2004年にはシドニーの議員として、下院議員に当選しました。アボット政権の時代、ターンブル氏は通信相として活躍していました。(殷、kokusei)

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