李首相は「イラン核問題の最終合意は中東地域の平和と安定、及び国際地域のホットな問題の解決にとって積極的な意義を持っている。各方面に確実に合意を履行してほしい。中国は責任感のある大国として、イラン核問題の全面的で適切な最終解決のために建設的な役割を果たしていく」との考えを示しました。

　また、李首相は「中国はイランとの関係を高く重視し、イランと共に戦略的な見地から両国関係発展の大方向を把握し、両国関係をより高くて、より深く発展させていくと同時に、地域と両国の周辺地区の平和と安定を共に維持し、促進していきたい。当面、イランはインフラ施設の建設と工業化を拡大する重要な時期を迎えている。中国はコストパフォーマンスのよい装備と先進技術を持っている。中国はエネルギー分野においてイランと全面的で、長期的、かつ安定した協力を展開していきたい」と述べました。

　ザリーフ外相は「イランは中国との関係を非常に重視しており、両国関係発展の新たなチャンスを掴み、両国の各分野での協力の更なる発展を推進していくことを希望する」と強調しました。（Katsu、Kokusei）