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中国国家発展改革委員会の徐紹史主任は、「現時点の中国経済は、消費財の輸出から国際的な生産力の協力に力を移し、外国市場の需要を満たすべきだ。世界経済の回復力が予測より脆弱な中、国際的な生産力協力を進めることが世界経済回復の原動力になる」という見解を示しました。
清華大学蘇世民学者プロジェクトの李稲葵主任は「新常態(ニューノーマル)適応」分科会で、「中国経済の課題はつぼを刺激する『鍼灸法』で治療すべきだ」と述べました。また現在、中国経済は成長が鈍化していますが、今後3年間は上向いていくということです。
国際通貨基金(IMF)の朱民副総裁は「中国経済の鍵はスピードアップではなく、構造のモデルチェンジと経済改革を確保することだ。中国経済は投資と輸出から、より一層イノベーションや科学技術と消費に依存する成長モードに転換し、過去に積みあがったリスクに対応し、長期持続可能な道を歩むべきだ」と指摘しました。
なお、2016年夏季ダボス会議は中国の天津で開かれる予定です。(怡康、keiko)
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