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国連安全保障理事会は10日、シリアでの化学兵器の使用者を特定する国連と化学兵器禁止機関(OPCW)による合同調査システムを承認しました。
国連のパン事務総長は声明で「安保理の承認を歓迎する。化学兵器使用者の責任を追及しなければならない」と強調しました。
安保理は今年8月7日、シリアで塩素ガスなど化学兵器を使った攻撃に関与した者を特定し、責任追及する機関の設置を求める決議を全会一致で採択しました。
2013年9月、国連調査チームはシリアでの化学兵器使用を確認しました。2015年2月に発表された化学兵器禁止機関の報告書では「2014年4月から8月までに塩素ガスを使った攻撃が相次いだ」としました。(ジョウ、山下)
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