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今日9月10日は31回目の「教師の日」です。これを前に中国の習近平主席は9日、北京師範大学貴州研修班で「国家級訓練計画」の研修を受けている全教師に向け手紙を送り、彼らと全国の教師に祝賀と心からの祝福を送りました。
習主席は手紙の中で、「2020年までに全面的な小康社会(いくらかゆとりのある社会)を築くのに、最も困難な課題は貧困地区にあり、私たちはこの課題を乗り越えなければならない。貧困扶助には教育に力を入れる必要がある。貧困地区の子供たちに良い教育を受けてもらうことが、貧困扶助を進める上で重要な任務であり、貧困が次の世代に継承されることを防ぐ重要な方法である。党と国は一連の措置を講じ、貧困地区の教育事業の発展の加速と教師の教養と能力の向上を進め、貧困地区の全ての子供が良い教育を受けられるように努める。道徳、知育、体育、美学と全方位の発育を実現させ、社会で必要とされる人材になるよう努める」と述べました。
また、習主席は「教育事業を発展させることは、教師の重要な責任であり、光栄な使命でもある。あなた方が使命と初心を忘れず、西部地域に根ざして学生に奉仕し、教育改革の奮闘者、教育による貧困扶助の先駆者、学生の成長を導く人になるよう努め、祖国の次の世代が健全に成長し、貢献できるよう尽力するべきだ」と強調しました。
2010年から中国は小中学校の教師に向けて「国家級訓練計画」を実施し、2014年までに幼稚園、小中学校の教師合わせて700万人以上が研修を受けました。中でも中部・西部地域の農村の教師合わせて640万人以上が研修を受けるという目標を実現しました。更に、2015年からは、中部・西部地域の農村の校長研修を集中的に行っています。(劉叡、keiko)
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