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李克強首相、WEFでシュワブ会長らと会談

2015-09-10 13:51:38     cri    


 中国国務院の李克強首相は9日午後、中国大連の国際会議センターで開催中の2015夏季ダボス会議に出席する世界経済フォーラム(WEF)のシュワブ会長および国際機関などの関係者らと会談、座談会を行いました。

 世界知的所有権機関(WIPO)、アメリカのアルコア(Alcoa)、ボストンコンサルティンググループ(BCG)、オランダのロイヤルDSM、日本の三菱重工、慶応義塾大学、イギリスのユニリーバ、ザ・エコノミストやスイス連邦工科大学チューリッヒ校などの国際機構、多国籍企業、大学やメディア責任者らが代表として座談会に出席し、世界経済の成長や国際生産能力協力などについて踏み込んだ意見交換をしました。

 李首相は「当面の世界経済は変動期にあたり、回復力は望ましくない。世界経済の実質的な回復を図るには、バランスが取れた持続可能な高度成長が必要で、新しい動力を育てるべきだ。各国は手を携えて力をあわせ、優位性を発揮し、経済成長の新たな青写真を描き、一新した局面に変えていくべきだ」と述べました。

 李首相はまた、「中国経済は合理的な範囲内で、安定しており基本的に変化はない。依然として世界経済の成長を推進する重要な原動力だ。中国人民には知恵があり、政府には能力がある。中国経済は中高度成長を確保し、新たな段階に踏み出す。我々は引き続き全面改革の強化を揺ぎなく進め、対外開放の扉を徐々に大きく開いていく」と話しました。

 シュワブ会長はこれに対し、「夏季ダボス会議の影響力は拡大しつつある。これは、国際社会が中国経済の発展に自信を持つ証だ。会期中に開かれた国際生産能力協力サブフォーラムへの出席者は、国際生産能力協力は各国の優位性を補い、協力を通して共栄互恵をもたらす役割があり、また中国産業のレベルアップとモデルチェンジにも役立っている。WEFは更に中国との協力を強化していきたい」との見方を示しました。(怡康、keiko)

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