大型多国間文化交流イベント「和して同せず・東北アジア書画展」が8日、北京中華世紀壇で開幕しました。中国外務省、在中国外国大使館・領事館及び文化機構の代表や中国国内外の書画家代表など、約200人が開幕式に出席しました。

　このイベントは、中国国際放送局（CRI）と湖北省黄岡市委員会宣伝部が共同主催し、中国公共外交協会と中国文化管理協会が協賛したものです。

　中国、日本、韓国、朝鮮とモンゴルの文化は同じ源から発し、儒教思想の影響を深く受け、異なる環境で発展してきました。CRIは東北アジア文化の共通性と多様性に注目し、儒教文化圏内の各国が文化交流と協力を展開できるゆるやかなプラットフォームの構築に力を注いできました。これを実現するため、CRI東北アジア中央アジアセンターは、「和して同せず」をシリーズテーマとする文化イベントを企画しました。

　9月13日までの会期中、中国、日本、韓国、朝鮮とモンゴルなど５カ国の芸術家の書画作品200点余りが展示されます。

　また、「和して同せず・東北アジア書画展」はこの後10月に湖北省黄岡市でも開かれる予定で、上記５ヵ国の書画家代表が実際に黄岡市を訪れ新しい作品を創作します。この他、同書画展は11月に日本でも開催され、年内に関連の書画作品集と記念切手が発行される予定です。

　「和して同せず・東北アジア書画展」イベント情報：

　開幕式：2015年9月8日　10：00

　会期　：2015年9月8日～9月13日

　場所　：中華世紀壇　世界芸術館

　入場無料。但し、身分証明書を提示し、中華世紀壇（北口）でチケットの入手が必要。