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パン事務総長、北京閲兵式出席による日本側の発言に反駁

2015-08-29 13:39:37     cri    

 国連のパン・ギムン(潘基文)事務総長は28日、ニューヨークの国連本部で、北京の閲兵式などの戦勝70周年記念活動にパン事務総長が出席することを日本政府が疑問視していることについて、「今、世界中が第2次世界大戦終了70周年を記念している。私は何回も関連の記念活動に参加しており、歴史から教訓を汲みとり明るい未来を作るということは、国連事務総長として担うべき責任だ」と述べました。中国新聞社が伝えました。

 パン事務総長が今回中国を訪れると、事務総長を務める9年間のうちの9回目の中国訪問になり、北京で開かれる第2次世界大戦終了70周年の記念活動に参加することになります。パン事務総長は、「習近平国家主席との再度の会談を期待している。中国による国連への貢献にも感謝している」と話しました。

 また、日本側が出した国連事務総長の中立性の問題について、パン事務総長は「全世界は、第2次世界大戦という人類の歴史における最大の悲劇の終了70周年を記念している。これと同時に国連成立70周年も記念している。歴史を振り返り、どのような教訓が得られるのかは非常に大切だ。また歴史の教訓を汲みとったうえで、更に明るい未来に進むべきだ。これが、中国の習近平国家主席の招きに応じて中国を訪問する理由だ」と述べました。

 同日、日本外務省は、パン事務総長が中国の抗日戦争勝利70周年の記念活動に参加することは、軽率な決定で、事務総長は「中立的な姿勢を示すべきだ」と発言しました。(任春生、小山)

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